辻 邦生/安土往還記

新潮文庫 P212
これはちょっと変わった視点から信長を描いたもの。どうやらこれは、本当に書かれたものっぽいのです。

主人公は宣教師についてきた船乗りで、信長のことを友人へ当てて書いている。だから、宗教(キリスト教)を通さずに見ているので、報告チックでなくって素直な感じ。
この船乗りが抱いている信長の印象が、私の印象とかなりおんなじ。好意的ではあるけど、憂いや影、弱点をも認めてるってあたり?

信長を偏った見方してる人にぜひ読んでいただきたい作品。

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楠戸 義昭/風雲児信長と悲運の女たち

学研M文庫 P312

信長にかかわった女性達のことを書いた本。いろいろな史実にもとづき、信長の死後の女性達がどう生きたかを追ってあったのだが、ホント悲運なひとたちばかり。

信長は娘達を政治の道具として利用してたけど、それなりに擁護していたように思えた。なので、本能寺の変後の側室や娘、孫達は、信長という太陽を失った、花も同然でしおしおしていくわけさ。

とてもじゃないが現在の常識とは当てはめられない状況。
で、この本読んでて一つ思ったけど、20歳の男のとこに9歳の娘が嫁に行ってたりしたので、日本人男性のロリコン率が高いのはこのころのなごり?とか(笑)

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