創元社 P216
著者の人は三重贔屓の人で、大虐殺を行った信長はえらく悪者(笑)信長のことだけでなく、応仁の乱〜大坂夏の陣あたりまでの三重の戦史、六角氏、神戸氏、蒲生氏、北畠氏なんかが書かれている。
タイトルに「信長」とあるのは、信長が伊勢、伊賀に対してこんなにえげつないことをしたんだぞ、と印象づけるために入れたんじゃないかと思ったよ。
そのえげつないことというのは、大軍でギリギリまで攻めて、乗っ取りのような形での政略結婚を組み、和睦というパターン。
それから、長島一揆の二万人にも及ぶ大量殺戮とか伊賀天正の乱か。 とにかく、目を覆いたくなるような大虐殺を繰り返したんだわ。こうまでしないと、天下統一できなかったんでしょう。
革新的とか偉業(?)を成し遂げた部分がクローズアップされがちな信長ですが、その影にはこういうこともしていたというのを訴えた本。

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